阪神オリVパレード大盛況も…大阪府に聞いた 職員ボランティア”招集”とジャンパー転売問題

公開日: 更新日:

 11月23日に大阪と神戸で行われた阪神オリックスの優勝記念パレード。神戸と大阪の2会場でのべ100万人が詰めかけ、大盛況に終わった。

 今回のパレードは、大阪府と市で2500人の職員がボランティアで警備などにあたった。休日勤務にもかかわらず、手当はおろか、交通費さえ支払われないタダ働きである上に、「事故が起こった場合の責任の所在が曖昧になっている」として職員の労働組合などから反発の声が上がった。

 大阪府の吉村知事はパレードの翌日、「単独の判断でボランティアを募集すべきだとやっているわけではない」としたうえで、複数の弁護士から「特定の企業のパレードに公費を全面投入するのは違法な支出となってしまう疑いがある」との指摘があったと釈明した。

 が、バイト代が払われないこともあってか、オークションサイトでは、職員に配られたジャンパーや帽子が次々と売られる事態に。29日現在でも複数のオークションサイトでこの2点セットが売られている。

 パレードから1週間、改めて大阪府(府民文化部・府民文化総務課)にボランティア問題、転売問題についてぶつけると……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  3. 3

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  4. 4

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  5. 5

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  1. 6

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  2. 7

    綾瀬はるか3年ぶり主演ドラマ「ひとりでしにたい」“不発”で迎えた曲がり角…女優として今後どうする?

  3. 8

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  4. 9

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  5. 10

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩