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友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

メッツGMにスキャンダル頻発「本当の理由」…現オーナーで早くも3人目の“クビ”

公開日: 更新日:

 メッツのエプラー前GM(昨年10月に辞任)が負傷者リスト(IL)を不正に利用して40人枠(メジャー枠)に空きをつくっていたことが内部告発によって発覚、MLBから1シーズン活動停止処分を受けた。

 この一件には、ひとつ奇妙な点がある。GMが不正行為を働いて処分を受けたケースは過去にもあり、2020年1月には球団ぐるみでサイン盗みをしていたとしてアストロズのルーノウGM(当時)が職務停止になり、16年9月にはパドレスのプレラーGMが投手にヒジの故障歴があることを隠してマーリンズにトレードしたことが発覚し、30試合活動停止になった。このようにGMが処分されるときは、必ず具体的な「罪状」が示されるのに、今回エプラーGMに関してはそれがないのだ。米国のメディアの中には、前年(22年)は正捕手格だったニドが、エプラーGMが大物捕手ナルバエスを獲得したことで控え捕手に降格。大して不調でもないのに「視力障害」を理由に60日間の負傷者リストに入れられ、ナルバエスに取って代わられたことに、強い反発があり、それが「内部告発」につながったとみる向きもある。

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