サニブラウンが「身に染みて感じた」近くて遠い92年ぶり決勝進出への道…「縮まっているんですけど、世界の皆さんもどんどん先に…」

公開日: 更新日:

【パリ五輪】陸上男子100メートル

 陸上のサニブラウン・ハキーム(25)が日本時間5日の100メートル準決勝で9秒96の自己ベストを更新しながら、100分の3秒及ばず敗退。「暁の超特急」の異名で知られた吉岡隆徳が6位入賞した1932年ロサンゼルス大会以来、92年ぶりの快挙はならなかった。

 レース後のサニブラウンは「調子が良かったので、全部出し切る勢いでスタートしたけど、最後まとめ切れなかった。ちょっとオーバーストライド気味になってしまった部分があった」と悔しそうな表情を見せた。

 パリ五輪に向けて課題だったスタートを改善するなど、レベルアップして本番を迎えた。この日はリアクションタイム0秒150と好スタートを切りながら、決勝進出ラインには届かなかった。

 陸上に詳しいスポーツライターの高野祐太氏がこういう。

「スムーズにスタートを切れたことが自己ベスト更新につながりました。練習の成果を発揮したといえますが、終盤に伸びを欠いたのは、同組上位で決勝進出を決めたトンプソン(ジャマイカ)、カリー(米国)2人の突出した速さに圧倒されて後手に回り、焦って力みが生じて中盤以降の加速が鈍化したからです。決して悪い仕上がりではなかったにも関らず、決勝に進出できなかったのはメダルに絡む力が不足しているに過ぎない。さらなるレベルアップが必要といえるでしょう」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • その他のアクセスランキング

  1. 1

    男子バスケ日本代表に激震、ホーバス監督“解任”の真相…過去には八村塁と確執も 

  2. 2

    八村塁のNBAクリッパーズに厳罰処分 「年俸上限逃れ」は大谷ドジャース、MLBに飛び火しないか

  3. 3

    川合俊一らと男子バレー“御三家”だった井上謙さんは「発達障害の息子のおかげで学んだ」

  4. 4

    貴ノ浪が43歳で急逝 横綱・大関は「寿命が短い」本当の理由

  5. 5

    りくりゅうペア大逆転金メダルを呼んだ“かかあ天下” 木原龍一はリンク内外で三浦璃来を持ち上げていた

  1. 6

    W杯アジア地区予選で大活躍も…八村塁&河村勇輝がクリッパーズで強いられる定位置争い、NBA生き残り

  2. 7

    錦織圭の「最後の全米」を見て思う…肉体は沈殿してもワザは死なず、面白いテニスをもう少し見せる道はある

  3. 8

    松澤寛政はレイダース開幕ロースター入りかなわず…“練習生契約”で日本人初NFLプレーヤーに一縷の望み

  4. 9

    八村塁が名門レイカーズから弱小クリッパーズに移籍…新天地で求められる高すぎるノルマ

  5. 10

    八村塁の「レイカーズ電撃復帰」に現実味 2兆円新オーナー誕生でドンチッチとのコンビ復活へ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「24時間テレビ」SixTONES起用もマラソン募金額46%減で“旧ジャニーズ一極集中”は終焉へ

  2. 2

    「タンス預金2000万円」相続税はどうやってバレる? 税務署が追う“亡き親の出金”

  3. 3

    ビジネスホテルなら旅行予約サイトより直接予約をおすすめするシンプルな理由

  4. 4

    U18高校代表16人の全進路が判明! プロ志望7人、早大&青学だけで計4人、社会人は2人

  5. 5

    水前寺清子(1)作詞家・星野哲郎への恩と愛称「チータ」誕生の理由

  1. 6

    「橋上代行昇格は絶対ない」 巨人来季監督に浮上する松井秀喜氏、高橋由伸氏に次ぐ「第3の男」

  2. 7

    WEST.重岡大毅の結婚にファンの怒りと落胆…“祝福されないアイドル”がやらかす「3つの誤算」

  3. 8

    明治安田生命「円建て一時払い養老保険」のお得度は? 期間10年で利率3.45%、30年ぶりの水準に引き上げ

  4. 9

    広島新井監督はクビ濃厚…火中の栗を拾う次期監督「本命」「対抗」「大穴」4人の名前

  5. 10

    ベッセント米財務長官ブチ切れに大はしゃぎ NYT報道「一部の経済顧問は高橋洋一氏」説の勘違い