“やまない雨はない”が…西武は泥沼を抜け出せたのか? ロッテ戦の連敗「16」でストップ

公開日: 更新日:

 長~いトンネルからようやく抜け出した。

 開幕からロッテに16連敗していた西武は昨29日、雨中の敵地ゾゾマリンスタジアムで、待望のロッテ戦初勝利を手にした。

 初回に4番の佐藤龍が先制2ランを放つと、六回の中押し、九回のダメ押しで計8得点。投手陣も先発の右腕・渡辺が6回途中無失点の好投。ピッチャー返しを食らって途中降板となったものの、リリーフ陣も奮闘し、スコアボードはゼロ行進。九回は土砂降りの雨で3分間、試合が中断となったが、逃げ切った。

 渡辺監督代行は「プロとして恥ずかしいこと」としたうえで、「長かった」と安堵の表情だった。

 とはいえ、今の西武が再びロッテに勝てる保証はないだろう。この日は投打が噛み合って快勝したものの、今季は36勝78敗2分けで、首位ソフトバンクと実に37ゲームもの大差で最下位を驀進。リーグワーストのチーム打率.207の貧打、救援防御率は12球団ワーストの3点台後半と、台所事情は苦しい。

 とりわけ、エースの高橋がここまで0勝10敗と、1つも勝てていない事実は重い。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後