ドジャースの牙城を崩すのはダル擁するパドレスか…渋ちん球団でも打線活発、指揮官はやりくり上手

公開日: 更新日:

 台所事情もあって補強費用をあまり使わなかったとはいえ、獲得した選手が大当たり。右腕ピベッタ、左腕ハートの両先発が今季初登板した試合で好投し、開幕からの快進撃の原動力となった。

 リリーフ陣も健闘している。メジャー2年目の松井は3試合で無安打無失点、ド軍に移籍した守護神の穴も、元阪神のスアレス(2セーブ)と26歳の若手左腕モレホーン(1セーブ)の2人で埋めている。

 大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言った。

「パドレスが開幕から好調なのは決して偶然ではありません。昨季、就任1年目で2年ぶりのポストシーズンに導いた名将のシルト監督の手腕によるところが大きい。同監督はプロ経験がなく、高校の指導者から転身した異色の存在ですが、選手を適材適所で起用するのに長けており、カージナルス時代の19年にはナ・リーグの最優秀監督に選出された。今季も昨季、韓国でプレーした左腕ハートを先発に抜擢するなど、やりくり上手を発揮しています」

 メジャー14年目のダルは右肘の炎症で開幕から負傷者リスト(IL)入りしたが、早々に復帰するとみられている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  2. 2

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  3. 3

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  4. 4

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  5. 5

    山尾志桜里氏“ヤケクソ立候補”の波紋…まさかの参院選出馬に国民民主党・玉木代表は真っ青

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  2. 7

    フジテレビCM解禁の流れにバラエティー部門が水を差す…番宣での“偽キャスト”暴露に視聴者絶句

  3. 8

    国分太一は“家庭内モラハラ夫”だった?「重大コンプラ違反」中身はっきりせず…別居情報の悲哀

  4. 9

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒