ドジャースの牙城を崩すのはダル擁するパドレスか…渋ちん球団でも打線活発、指揮官はやりくり上手

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 台所事情もあって補強費用をあまり使わなかったとはいえ、獲得した選手が大当たり。右腕ピベッタ、左腕ハートの両先発が今季初登板した試合で好投し、開幕からの快進撃の原動力となった。

 リリーフ陣も健闘している。メジャー2年目の松井は3試合で無安打無失点、ド軍に移籍した守護神の穴も、元阪神のスアレス(2セーブ)と26歳の若手左腕モレホーン(1セーブ)の2人で埋めている。

 大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言った。

「パドレスが開幕から好調なのは決して偶然ではありません。昨季、就任1年目で2年ぶりのポストシーズンに導いた名将のシルト監督の手腕によるところが大きい。同監督はプロ経験がなく、高校の指導者から転身した異色の存在ですが、選手を適材適所で起用するのに長けており、カージナルス時代の19年にはナ・リーグの最優秀監督に選出された。今季も昨季、韓国でプレーした左腕ハートを先発に抜擢するなど、やりくり上手を発揮しています」

 メジャー14年目のダルは右肘の炎症で開幕から負傷者リスト(IL)入りしたが、早々に復帰するとみられている。

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