ドジャースの牙城を崩すのはダル擁するパドレスか…渋ちん球団でも打線活発、指揮官はやりくり上手

公開日: 更新日:

 日本人選手が所属するナ・リーグ西地区の2球団が好調だ。

 大谷翔平(30)らのドジャースは日本時間2日、ブレーブス相手に逆転勝ちし、カブスとの日本開幕シリーズ(3月18、19日)から7連勝で球団記録を更新した。前年にワールドシリーズを制した球団による開幕からの7連勝は1933年のヤンキース以来、92年ぶり2度目の快挙だ。

 一方、ダルビッシュ有(38)、松井裕樹(29)のパドレスは昨季のア・リーグ中地区を制したガーディアンズに快勝し、開幕6連勝でこちらも球団記録を更新した。

 パ軍はこのオフ、オーナー一族による経営権を巡る骨肉の争いが勃発し、訴訟沙汰に発展した。一昨年オフからの年俸削減を継続し、守護神タナー・スコット(現ドジャース)、韓国人内野手の金河成(現レイズ)らの主力を放出。2月のキャンプを前に滑り込みで補強を行い、再契約した捕手のディアスを含めて投手、野手合わせて計5人を獲得したが、補強費用は約93億円。FA市場の目玉だった左腕ブレイク・スネル、20球団による争奪戦を制した佐々木朗希らの獲得に総額700億円を投じたドジャースの足元にも及ばない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  2. 2

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  3. 3

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  4. 4

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  5. 5

    山尾志桜里氏“ヤケクソ立候補”の波紋…まさかの参院選出馬に国民民主党・玉木代表は真っ青

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  2. 7

    フジテレビCM解禁の流れにバラエティー部門が水を差す…番宣での“偽キャスト”暴露に視聴者絶句

  3. 8

    国分太一は“家庭内モラハラ夫”だった?「重大コンプラ違反」中身はっきりせず…別居情報の悲哀

  4. 9

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒