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宮崎紘一ゴルフジャーナリスト

熱意と覚悟が欠如…国内男子ツアーの衰退を加速させる日本ゴルフツアー機構の“残念さ”  

公開日: 更新日:

 対照的な戦いを求めた主催者は、ゴルフの面白さ、レベルの高さをファンに知ってもらおうという意図があった。

 思惑通り、1試合目は猛烈なバーディー合戦が繰り広げられ、比嘉一貴が通算30アンダーで優勝した。

 ところが2試合目は、半田会長が「できれば優勝はオーバーパーになるぐらいの厳しい設定で、プロの耐え忍ぶ姿を見せてほしい」とJGTOに要求したにもかかわらず、結果は前週に引けを取らないバーディーの山となり、優勝したベテラン小平智(36)の通算24アンダーを筆頭に、11アンダー48位タイまでの2ケタアンダーが52人というバーゲンセール状態だった。

 ここまでスコアが伸びた原因の一つは異常気象だ。私も大会中現地にいたが、北海道も猛暑でグリーンを硬くできず、ラフも伸ばせなかったというのだが、それは言い訳に過ぎない。グリーンを硬くできないなら、カップの位置を極端に難しく切る、パー設定を72から70にする、フェアウエー幅を狭くするなど、方法はいくらでもあった。

 しかし、JGTOは何の工夫もコースへの指示もしなかった。大会スポンサーが次々に離れ、試合数が減っているのに、新規大会を開催するスポンサーの意向に応えようという熱意も覚悟も見られなかったのは残念でならない。

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