私がただひとり優勝予想に巨人を挙げたワケ…痛い、きつい、苦しいが、そうはいっても…
先発もしかり。先発投手はベンチの運用次第でやりくりはできる。そうはいかないのがリリーフで、ここが安定しないとチーム全体がガタつく。キューバ代表としてWBCを戦ったマルティネスの来日が遅れ、大勢も同大会で打たれた。ともに開幕二軍となったが、2人の存在は大きい。しっかりとした抑えがいれば、最低でも優勝争いの輪に加われるというのが私の持論。その点でマルティネス、大勢を有する巨人は他5球団に勝っていると考える。阪神が優勝候補であるのに異論はないが、連覇はそんなに簡単なものではない。
1998年に監督として横浜ベイスターズのリーグ優勝、日本一の美酒を味わった私も経験した。大魔神・佐々木が故障した翌99年は3位。メジャー移籍した00年も3位。抑え投手の重要性が分かってもらえるだろうが、選手の気持ちが守りに入ることも懸念材料だった。
昨年の阪神は開幕から独走、藤川球児新監督の下で勢いに乗った。イケイケドンドンでそのまま突っ走ったが、今季も怖いもの知らずでいけるかどうか。今季は圧倒的優勝候補。みっともないプレーはできない、ミスは許されない、と選手の気持ちが守りに入ったら、一つの失敗、一つの黒星が、大きな歯車の乱れにつながる。
逆に前評判の高くない巨人は“ダメでもともと”とまでは言わないが、攻めの姿勢を貫けるのではないか。十分にチャンスはある。




















