大谷翔平の二刀流復活に暗雲…ロックアウトなら球団施設“出禁”でリハビリ難民に
自費トレも可能だが…
LО中は契約交渉も中断されるだけでなく、リハビリが必要な選手は多大な影響を受ける。実際、前回21年末から22年3月のLО時には、多くの選手が球団のリハビリ施設から閉め出された。ドジャースでは21年5月に右肘のトミー・ジョン(TJ)手術を受けたメイ(現ブルワーズ)は自費で施設を確保し、パーソナルトレーナーと契約してリハビリに努めた。患部は順調に回復し、予定通り22年8月に戦列に復帰したが、苦労を強いられた。
メジャー屈指の高給取りである大谷は、かつての同僚だったメイ同様、自腹で施設やトレーナーを確保することはできる。本人が希望する投打のリアルとしての復活を目指して入念なリハビリに励むことは十分に可能ではある。
しかし、LОの影響を受けたケースは決して少なくない。20年11月に右肘のTJ手術を受けたクレビンジャー(当時パドレス)は、当初は22年開幕での復帰を見込んでいたが、5月にズレ込んだ。これはLО中のリハビリが思うように進まなかったためだ。クレビンジャーは復帰後も、右上腕の肉離れなど、シーズンを通じて故障に苦しんだ。
まして大谷は今季、投打ともシーズンを完走できなかった。投打の二刀流をこなした心身への負担は計り知れない。ただでさえ、他の選手と比べても、メンテナンスが必要な箇所は多く、オフの治療、リハビリには時間を要する。LОに入れば、不安は尽きないのだ。
選手会はストも辞さない構えを見せている。来季開幕は不透明とはいえ、大谷は万全の状態で新シーズンを迎える準備はできるのか。


















