着物に宿る記憶から琴子の出生の秘密が明らかに…人気シリーズ第4弾|「天蚕の糸」ほしおさなえ著
「天蚕の糸」ほしおさなえ著
3歳のときに呉服店を営む養父母に引き取られた琴子は、親を知らずに育った。現在は、姉弟のように育った柿彦が営むリユース着物店で査定を担当。ある日、柿彦が実家で見つかった訪問着を持ち込んできた。琴子は、着物に宿る記憶を見ることができる。その訪問着は、歌人の佳乃が幻の友禅作家・朽木聡子に依頼して作ったものだった。そして、佳乃から朽木に戻され、朽木から琴子の養父母のもとに預けられたもので、朽木は着物と共に琴子も養父母に託したことがわかる。朽木が琴子の母親だったのだ。
そんな中、琴子は本店を仕切る小春から、地元にゆかりのある大女優で着物の収集家としても有名な久川芳子の回顧展への協力を求められる。
不思議な力を持つ琴子を主人公に描く人気シリーズ第4弾。 (角川春樹事務所 792円)


















