「健康」や「老化のスピード」は実は炎症が深くかかわっている。実は生活習慣病もアレルギーもがんも、すべては炎症が引き金になる。くすぶり続ける炎症こそが慢性炎症で、それを放っておくと深刻な病気になっていく。肥満は炎症の温床であり、太れば太るほど慢性炎症から病気を誘発することになる。では、炎症を抑えるにはどうすればいいのか? 本書では炎症を抑える「食べ物・食べ方」として医学界が注目する「メディエーター」を、炎症を鎮火させる体操として「ゾンビ体操」を紹介している。著者はテレビ、雑誌などで有名な内科・循環器科の専門医。
(三笠書房 1300円+税)