「同調圧力をサラリとかわす方法」大嶋信頼著

公開日: 更新日:

 職場で多数派の意見に押されてしまうことを防ぐにはどうすればいいのだろうか。同調圧力を受けやすいのは自分の精神状態が不安定なときである。同調圧力をかわすための第1ステップは「感情に溺れない」ことだ。

 例えば「お先に失礼します」とさっさと帰れる人はいちいち相手の気持ちを考えない。周りの目を気にしたりすることが同調圧力から逃げ出せない原因なのだ。これは親たちから「相手の立場に立ってものを考えなさい」と教えられてきたからだ。大切なのは「他人の感情に責任をとるのではなく、自分に責任をとること」である。それだけで自分の中が安定する。

 人間関係の息苦しさから逃れる思考法をカウンセラーがアドバイス。

(祥伝社 1540円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波