「此の世の果ての殺人」荒木あかね著

公開日: 更新日:

 太宰府自動車学校で教習を受けている小春は、イサガワ先生の山道教習を受けているとき、首吊り死体に遭遇した。小惑星「テロス」が2023年3月7日に熊本県阿蘇郡に衝突するというニュースが配信されてから、自殺者が増えているのだ。母は突然、失踪し、ふぬけのようになった父は一昨日、自殺した。アジアやオセアニアの住民は南アメリカ大陸に移動を開始した。九州電力が撤退したため停電が続き、やがてガスや水道も止まった。初めての高速教習の日、28番の車を使おうとして異臭に気づいた。トランクの中に、見知らぬ女性の刺殺死体が。もうすぐみんな死ぬのに、なぜ……。

 第68回江戸川乱歩賞受賞作。 (講談社 1815円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    打線強化急務の巨人が今オフ、トレード獲得に舌なめずりする日本ハム2選手の名前

  2. 2

    日本ハム助っ人レイエスに「70万ドル請求訴訟」 タティスJr.も敗れた“収入10%契約”の落とし穴

  3. 3

    日テレが“打倒 VIVANT”へ総力をかけて挑むドラマ「俺たちの箱根駅伝」の勝算

  4. 4

    経済閣僚から相次ぐ「高市総理はリフレじゃない!」の無責任…にじむのは露骨な米国への配慮

  5. 5

    何ら新味なかった高市改造人事で期待できるとすれば、勢いづいた藤田維新の“大暴れ”くらいか?

  1. 6

    歌番組を見ながら紅白を考えた…来春メンバーが2人になる純烈が気になる

  2. 7

    維新から入閣の中司宏新大臣に案の定「裏金疑惑」…高市内閣は支持率20ポイント暴落もある

  3. 8

    川島道行さんは闘病19年 脳腫瘍グレード2で5年生存率は7割

  4. 9

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 10

    WEST.“史上最悪の空中分解”で前途暗雲…10年前のSMAP解散時を超える衝撃