著者のコラム一覧
一雫ライオン作家

1973年、東京都出身。明治大学政治経済学部2部中退。俳優としての活動を経て、演劇ユニット「東京深夜舞台」を結成後、脚本家に。数多くの作品の脚本を担当後、2017年に「ダー・天使」で小説家デビュー。21年に刊行した「二人の嘘」が話題となりベストセラーに。著書に「スノーマン」「流氷の果て」などがある。

(89)まじで男の更年期かもな

公開日: 更新日:
イラスト・宮坂猛

「堂前さん……あんたの推察どおりだよ。犯人は複数だ」

「ええ。そうかもしれません」

 堂前は答えると、部屋の隅に移りスマートフォンで電話をかけた。相手は警視庁本部の人間なのか、その上の警察庁なのかはわからない。だが彼の口調が明らかに怒りを含んでいることが林檎にはわかっ… 

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【連載】十二の眼

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