堀尾正明が言葉を失った大滝秀治の“ふんどしトーク”

公開日: 更新日:

 大滝さんの名演技をみなさんにも見てもらおうと、VTRで過去の出演作品をたくさん用意していたにもかかわらず、結局、オンエアのほとんどの時間は大滝さんのフンドシの思い出に費やされてしまいました。

「スタジオパーク」をやっていた時、私が心がけていたのは、ゲストの本当の素顔をどうやって見せていこうかということでした。そのためには下調べは絶対に必要です。しかし、会話は生ものですから自分の思った通りには進みません。どんなに話の腰を折ってみても、相手がどうしても話したいと思うことがあるとわかったら、それを諦めてよい聞き手に回ったほうが、面白い話を聞き出せる可能性が高まるのかもしれません。

 実のところ、大滝さんのフンドシのお話は具体的で含蓄があり、抜群に面白かった。事前の準備は役に立ちませんでしたが、生放送の意外性という意味では、これは大成功です。むしろ予定通りに進行した回よりも、予定通りにはならなかった時のほうが、得てして面白くなるのが生放送なのかもしれません。

 あえて反省するとしたら、フンドシにまつわる不穏当な単語が昼時にたくさん出てきたことですかね。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償