散歩が趣味のウド鈴木「嫁探しで中野から四国まで…」

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 そのボケは計算なのか天性なのか、アホっぽく見えて実は頭がいいのではないか――。お笑いコンビ「キャイ~ン」のボケ担当、ウド鈴木さんは芸人界で最も相方(天野ひろゆき)を愛する男として知られる。ウドちゃんの趣味は散歩。20代からハマっているが、ただブラブラと歩いていたわけではない!?

■永六輔の名言に触発

 散歩を始めたキッカケは、20代までさかのぼる。山形県の高校卒業後に上京して、駆け出しの売れない芸人時代を中野区周辺で過ごした。

「永六輔サンの本に書かれていた『横町を曲がるだけでも旅である』という言葉に触発されたんですよ。名言でしょ~。確かに、家の近所にも曲がったことのない路地があるし、普段は左に行くところを右に行くだけで不思議な感覚になる。行き道と帰り道の風景も違うんですよねぇ。
 それでまずは、当時住んでいた中野界隈をブラブラしだしたのが散歩の始まり。お金はなかったけど、時間はタップリありましたから。ハハハ。
 一度、渋谷まで行ったこともありましたねぇ。遠かった~。とにかくアテのない、行き当たりばったりの散歩なんですよ。

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