復活条件と真逆?沢尻エリカ8年ぶり連ドラの「ヒロイン像」

公開日: 更新日:

 エリカ様が8年ぶりに地上波連ドラに主演するという。番組は4月19日スタートの「ファースト・クラス」(フジテレビ系)。「別に」発言や、離婚トラブルなどですっかり“過去の人”になっていたが、彼女の才能を惜しむ声があったことも事実。連ドラ復帰はまことに結構だが、気になることがひとつある。新ドラマのストーリーだ。

 彼女の演技力を高く評価する官能小説家の加藤文果氏はホンの1カ月前、日刊ゲンダイ本紙にこんなことを言っていた。

「人気復活のポイントは“弱いところをさらけ出す”でしょう。たとえば、スターだったけど、落ちぶれた女の子などの役を得られればチャンスはあるのではないか」

 しかし、「ファースト・クラス」のストーリーはそれとは正反対なのだ。憧れのファッション雑誌編集部に入った沢尻は雑用係から編集長までの格差を目の当たりにして愕然(がくぜん)。一念発起して部内の天敵と戦い、晴れて編集長に成り上がる、といった具合。

 物語のスタート時点ではエリカの泣き顔も見られそうだが、徐々にあの傲慢・得意げな表情が目に浮かぶようだ。

 放送開始直後は話題性もあって好スタートを切りそうだが、ひょっとしたら、回を追うごとに視聴率が下がり続けたりして……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る