疲れた大人の心にしみる…映画“3Dドラえもん”の前評判

公開日: 更新日:

 夏映画の台風の目になりそうだ。CGと3D映像を組み合わせた「3DCGアニメ」という手法で、立体的なドラえもんが描かれると話題を呼んだ映画「STAND BY ME ドラえもん」。来月8日の公開に先がけ、マスコミ向けの試写が行われているが、評判は上々。ベテラン映画ライターは「いつかは未来に帰ってしまうドラえもんの存在にスポットをあてている。子どもよりむしろ付き添いの大人の方が涙するストーリー」と太鼓判を押す。

 日刊ゲンダイ本紙記者も試写を見たが、たしかに気になる3Dのクオリティーは申し分ない。むしろ技術の進化に驚くばかり。CG技術に造詣の深いことで知られる山崎貴&八木竜一コンビが手がけるとあって、細部にまで徹底したこだわりよう。随所に原作への愛情やリスペクトの念が感じられ、とにかく丁寧だ。ドラえもんの鈴は映り込みも表現し、藤子・F・不二雄漫画の特長である口端の出っ張りも再現。タイムふろしき、タイムマシン、どこでもドア……ひみつ道具もあれこれ登場する。スネ夫の髪形が3Dで立体的に表現されているのもご愛嬌だ。

 物語は決してスケールの大きい話ではない。冒険に出かけるわけでもなく、あくまでたわいもない日常生活が展開する。しずかちゃんの入浴シーン、スカートめくりなど名シーン(?)も、もちろん、ある。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    エゴイストのような「人間性」がアウト? ドジャース佐々木朗希にトレード説がくすぶり続ける根拠

  2. 2

    萩本欽一(8)床に頭をつけて借金取りに謝る母親の姿を見てぼろぼろと涙がこぼれた

  3. 3

    ロッキーズの菅野智之「放出」は時間の問題か…古巣オリオールズの“買い戻し”に現実味

  4. 4

    高市首相がどんなに反論しても…石油・ナフサ危機「6月に詰む」に現実味、トヨタ系企業からも悲鳴

  5. 5

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  1. 6

    バナナマン日村が体調不良で休養するまでの“暴食・連食デイズ”と妻・神田愛花「お腹いっぱい食べさせる」の献身愛

  2. 7

    高市政権また老人イジメ…財務省が高齢医療「3割負担」早期引き上げ提言、政府「骨太の方針」への明記も

  3. 8

    植田総裁は羽交い締め サナエ&さつきの日銀包囲網が円を紙屑にする

  4. 9

    TBS「テレビ×ミセス」のスマスマ化で旧ジャニ不要論が加速 “体を張るイケメン”の専売特許は過去のもの

  5. 10

    快進撃の名バイプレーヤー山口馬木也に立ちはだかる「唯一無二」の壁…カギは“柔”の演技とバランス感覚