歌手で俳優の中条きよしは売れっ子になる前から「銀座通い」

公開日: 更新日:

 酒との付き合いは半世紀。ずいぶん長いこと親しんできました。もちろん、いまも飲んでいます。仕事がらみのこともあれば、若い人に誘われて飲むこともあり、いろいろです。酒は強いですよ。おそらく腰を据えて飲んだら、いまでも若い人に負けないんじゃないかな。しかし年相応の飲み方がある。いまは会食のときに飲む程度かな。その場合、少しこだわりがあって、たとえば和食の席だったら日本酒、洋食だったらワインといったふうに酒を楽しんでいます。

 酒を覚えたのは19歳のとき。学校を出た後、船乗りになりましてね。日本海航路の貨物船の司厨員です。船員さんたちが夕食を終えると、食堂で一升瓶を傍らに茶碗酒の酒盛りが始まるわけです。

 そのとき初めて口にしたんです。酒盛りは毎晩で、最初は「こんなものか」でしたよ。ところが海が荒れだすと、船酔いも手伝って酔いの回りが一気に早くなり気持ちが悪くなる。それからトイレに一目散。出たり入ったりしながら飲んだものです。船乗りをしていたのは3カ月ほどでしたが、船を下りたときはいっぱしの酒飲みになっていました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ