「明日のことは考えない」 お笑い芸人品川祐が語る酒の流儀

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 4月1日に監督作品「サンブンノイチ」が公開になる多才な芸人。酒の席では、汚い話が……。

 いつから飲み始めたのかは定かじゃないんです。親戚が集まると「飲め飲め」と勧められて、気づいたら飲んでましたね。10代から飲食店の調理場で働いてたので、仕事終わりでスタッフと飲んでましたし。

 その後はカラオケパブで、従業員兼カラオケの司会やってました。「続いては×番テーブルの××さんです!」って。お客さんにインタビューしたり、歌の最中にふざけた掛け声やったりと、お笑いっぽいこともしてた。夜中はお客さんの酒を飲んだりで、もうバーボンウイスキーを飲み過ぎて死ぬほど吐いてました。だからその時期は「気持ち悪い味=バーボン」でしたね。

 今も忘れられないのは、「ヘネシー1本を一気飲みしたら1万円あげる」とお客さんに言われた夜。グワー! って一気飲みした後の5分間で酔っぱらっていく自分が1分刻みに変化していった。笑い上戸→泣き上戸→キレる→吐く→ぶっ倒れる。酔っぱらいが一晩でやることを5分間に凝縮したんです。1万円もらえたけど、それから二十数年経った今もあの気持ち悪さが忘れられなくて、今は絶対にあんな飲み方しないですね。

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