勝野洋が語る「昔の撮影現場は朝からビール珍しくなかった」

公開日: 更新日:

 身長181センチ、柔道3段の偉丈夫。いつもパワフルで熱い男のイメージがある俳優・勝野洋(65)は、青山学院大柔道部で酒を覚え、さらにテキサス刑事で一躍人気者になった「太陽にほえろ!」では先輩刑事・ゴリさん役の竜雷太さんに鍛えられた――。

■「先輩から渡された調味料入りビールを一気飲みして……」

 実家は熊本県の阿蘇山のそばにある小国町杖立温泉で温泉旅館をしていました。今はもう閉めちゃったんですが、4階建ての大きな旅館で、5歳ぐらいだったか、宿泊客にふざけて日本酒を飲まされたのが酒歴の始まりです。

 父も祖父もあまり飲めなかったのに、母方が強い強い。母の兄は毎朝、朝ご飯の前にキューッと熱燗を飲んで一日がスタートするような豪傑でしたから、推して知るべしでしたよ。

 私は母方の血を引いてるようで、青学大柔道部に入ってから本格的に飲み出しました。岐阜に行った夏合宿は今でも忘れられないなあ。仲の悪い先輩同士が納会の時に私たち後輩を使って、相手を泥酔させようと画策したんです。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー