「ZIP」抜擢…13歳で一人暮らし 北乃きいの下積み時代

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「人を元気にしてくれる笑顔が朝の時間帯にピッタリ」と、番組プロデューサーは言っている。関根麻里(29)の後任として、平日朝の情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)の総合司会を9月から務める女優の北乃きい(23)。中学2年でファッション雑誌の専属モデルとなり、同じ年にミスマガジン2005グランプリを獲得、ドラマ「恋する日曜日『夏の記憶』」でいきなり初主演を飾った後、歌に映画に舞台にと活躍中の北乃だが、情報番組のレギュラーは初めて。しかも総合司会という大役だが、「期待されてうれしい。緊張感はありますが、変な気負いはありません」と実に頼もしいコメントをしている。

 約10年に及ぶキャリアと、持ち前の度胸から、「やれる」と前向きにとらえているのだろう。

 1991年3月、横須賀市出身。昨年、本紙インタビューに次のように語っていた。

「私は13歳で仕事を始め、すぐの頃から都内で一人暮らしを始めました。下積みといっていいような毎日で、住んでいたワンルームマンションは、ドアを開けると玄関とキッチンがつながっていて、本当に1部屋しかない。1カ月3000円で生活していました。スーパーで安い野菜を探したり、やりくりして…。ひもじい思いをしたわけじゃありませんが、洗濯機ひとつ動かせなかったりして、それなりに大変でしたね」

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