母の死去当日も舞台に 絶賛された宮沢りえの“神がかり”演技

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 小5の時に子供服のポスターでモデルデビューして以来、芸能界の荒波を母娘の二人三脚で乗り越えてきた。宮沢りえ(41)は母・光子さんが息を引き取った当日(23日)も、公演中の舞台に穴をあけることなく、役者業をまっとうした。

 現在、東京公演まっただ中の舞台「火のようにさみしい姉がいて」。りえと大竹しのぶ(57)の舞台初共演作ということで公演前から話題を集めていた作品である。

 会場であるBunkamuraシアターコクーン(東京・渋谷区)は、客席数740超の大ホール。りえママが亡くなった当日午後の部は満席状態。観客はもちろん、共演者たちも、りえの苦しみを知る由はなかった。

 この日、観客のひとりだったコラムニストの桧山珠美氏がこういう。

「りえさんは心の乱れをみじんも感じさせず、それはもう神がかった演技をしていました。約3時間に及ぶ演目でほぼ出ずっぱり。彼女は主要中の主要キャストです。劇作家の清水邦夫氏の戯曲を、今回は盟友の蜷川幸雄氏が演出した。78年初演から過去2回ほど上演されていますが、長い間、“封印”されていた作品。演劇ファンの間では伝説の名作として知られていますが、彼女は役柄を見事に自分のものにしていた。現代演劇に欠かせない実力派女優であり、至宝といっても過言ではありません」

 母の死後、「私は、役者として、母として、女として、惜しみなく生きようと思います。」とコメントを発表したりえ。まだ41歳。公私にわたり、もうひと波乱、ふた波乱ありそうな予感だ。

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