テレ東に非難の声 錦織の決勝「地上波独占中継」が途中で終了

公開日: 更新日:

 テレビ東京が5日午後2時から「地上波独占」と銘打って中継した男子プロテニス楽天ジャパン・オープン」の決勝、錦織圭(24)対ミロシュ・ラオニッチ(カナダ=23)の一戦が、試合途中にもかかわらず放送終了となり、ファンや視聴者からひんしゅくを買ってしまった。

 錦織に1セットリードされていたラオニッチが第2セット5-4、ゲームカウント40-15でセットポイントを迎えた場面、画面上に突然<試合の途中ですが、まもなく放送を終了します。試合の結果はこのあとの番組内でお知らせします>のテロップが流れ、実況の増田和也アナが釈明。解説していたスポーツキャスターの松岡修造氏(46)も、「これは…大変申し訳ありませんというか…申し訳ありません、ですねえ」と詫びた。テレビ東京の放送は、ラオニッチが第2セットを取った直後に終了した。

 突然の終了に対し、視聴者は当然がっかり。放送開始からしばらくツイッターでは、「テレ東エライ!」「決勝放送は地上波テレ東の勝利」などとテレビ東京“礼賛”が圧倒的だったものの、放送終了時間が近づくにつれ、「延長しないの?」と心配の声に。そして放送が終わるや、「テレ東なんかケチくさい」「最後まで放送する気が無いなら止めとけよ」「何てモヤモヤする終わり方や。地上波はやっぱりアカンね」などといった、落胆と非難のツイートに変わった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝