ピーター・バラカンが旅番組 アメリカ音楽ルーツの街たどる
音楽にゆかりのあるアメリカの都市を巡るシリーズ番組「音楽と旅するアメリカ」が、CS放送「旅チャンネル」の10月新番組に登場する。解説・監修は、ラジオDJや音楽評論などで活躍中のピーター・バラカン(63)。
第1話はジャズ発祥の地として知られる「ニューオーリンズ」(初回放送10月12日16~17時、再放送あり)。ジャズを楽しめるバーやレストランが集まるバーボンストリート、伝統的なディキシーランドスタイルのジャズが演奏されるプリザベーションホール、パフォーマーやミュージシャンがさまざまな音楽を奏でているジャクソン広場など、ジャズが確立された街の魅力を紹介する。
中でも見どころは、「ジャズピアニストのジョン・クレアリーが、ニューオーリンズ独特のシンコペーションというリズムについて、ピアノを弾きながら説明するシーンがすごく格好いい」(バラカン)。
なお、第2話はロックンロールで有名な「メンフィス」(初回放送11月9日)、第3話はカントリーミュージックで知られる「ナッシュビル」の予定。芸術と音楽の秋におすすめの企画である。