著者のコラム一覧
長尾義弘ファイナンシャルプランナー、日本年金学会会員

徳島県生まれ。新聞・雑誌・Webなどで「お金」をテーマに幅広く執筆。著書に『コワ~い保険の話』(宝島社)、『60歳貯蓄ゼロでも間に合う老後資金のつくり方』(徳間書店)、『投資ゼロで老後資金をつくる』(青春出版社)『保険の選び方大全100』(自由国民社)。年度版シリーズ『よい保険・悪い保険』、『定年前後の手続きガイド』など多数。http://neo.my.coocan.jp/nagao/ X(旧Twitter):@neo_sigh

「認知症だから長くはない」が大誤算に…老人ホーム費用が想定以上に膨らむケース

公開日: 更新日:

 自分はまだ元気だけれど、親の暮らしがちょっと心配になってきた。そんな年齢になってくると、「いつかは老人ホームのお世話になるのかな」と考えることも増えてきます。

 老人ホームは、場合によっては入居してから最期まで、10年、20年と長く暮らすことになるかもしれません。生活の質(QOL)を大きく左右する、とても重要な選択なのです。

 ひと口に「老人ホーム」といっても、種類はさまざまです。大きく分けると、公的施設と民間施設があります。公的施設には、特別養護老人ホーム(特養)、介護医療院、介護老人保健施設(老健)、ケアハウスなどがあります。
 一方、民間施設には、介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)、グループホームなどがあります。

 それぞれ入居できる条件も異なります。たとえば、特養は原則として要介護3以上の人が対象です(地域や事情によって要介護3未満でも大丈夫な場合もある)。一方、老健は病院と自宅の中間的な施設で、在宅復帰を目指すため、比較的短期間の利用が前提になっています。

 また、サ高住は比較的元気な高齢者向けのバリアフリー住宅で、安否確認や生活相談サービスを受けながら、自立した生活を送ることができます。

 費用面では、公的施設の方が比較的安く利用できます。ただし、特養でも所得に応じた「補足給付」が受けられない場合には、民間施設との差がそれほど大きくないケースもあります。

 逆に、民間施設は料金もサービス内容も幅広く、月額十数万円程度のところから、高級な有料老人ホームでは数十万円以上かかるところまであります。大切なのは「どこが一番いいか」ではなく、「その人の状態に合っているか」ということです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒