「わたしを忘れないで」アリス・ホフマン著 三辺律子訳│日記を書く以前のアンネ・フランク

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「わたしを忘れないで」アリス・ホフマン著 三辺律子訳

 アムステルダムで暮らしていたアンネはもうすぐ11歳。友達とアメリカに行くことを夢見ていた。だが、1933年、人種法が制定され、第1次世界大戦でドイツのために戦っても、ユダヤ人は市民とみなされなくなった。

 ある日、友達の従兄、ヘルムートと知り合う。アンネは長身で話し上手なヘルムートに惹かれる。

 13歳の誕生日に、父から贈られた日記の真っ白なページを開いて、アンネは、私は作家になれるかもしれないと思った。私の人生はまだこれからだよね?

 だが、ある日、玄関のベルが鳴り、男の声が響いた。

 日記を書く以前の、恋をしたり、将来を夢見ていたアンネ・フランクを描いた小説。

(NHK出版 2200円)

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