二股被害は屁でもない? 冨永愛「自伝」で分かった壮絶人生

公開日: 更新日:

「わたしが死ぬ代わりに、あいつらを殺してやろうと思った。みんな、みんな、ぶっ殺してやる!」

 高校の入学式でイメチェンした。制服のスカートを40センチ切り、化粧して不良に変身。胸ポケットには14歳から吸い始めたショートホープの箱。「向こうから目をつけられる前に自分から近寄ってタイマンを張った。負けた記憶は一つもない」。そして「気づいたら、学年で一番悪い生徒になっていた」と転落も経験した。

 だが、中2から始めたモデルの仕事が冨永の人生を変えた。17歳でニューヨークに渡り、生意気な態度がクールと喝采を浴び、アジア人初のスーパーモデルとしてのし上がっていく――。

 残念ながら塩谷瞬との「二股愛」には触れていないが、それでも読後感はスッキリした内容になっている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  4. 4

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  5. 5

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  1. 6

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 7

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  3. 8

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  4. 9

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ

  5. 10

    官邸幹部「核保有」発言不問の不気味な“魂胆” 高市政権の姑息な軍国化は年明けに暴走する