“シガチャン”こと元フォー・セインツの志賀正浩さんは今

公開日: 更新日:

 さて、フォー・セインツは68年、「小さな日記」がアマチュアバンドのオリジナル曲を紹介するニッポン放送の「フォーク・ビレッジ」で取り上げられ、それが大ヒットにつながった。

「ビリー・バンバンやマイク真木、森山良子なんかと同じ時代ですね。学生が主体となって新宿厚生年金会館やいろんなホールで『ジュニア・ジャンボリー・スチューデント・フェスティバル』と称し、コンサートをやったもんです。出演者が1枚1000円のチケットを売り、ギャラは1ステージ500円だった。会場はどこも大入りだったし、イベントを仕切ってた運営会社を大いに儲けさせた、っていうより、持っていかれたんでしょう、ハハハ」

 72年、同じメンバーでフォー・クローバーズを結成。TVドラマ「冬物語」と同名の主題歌で再び脚光を浴びた。

「当時、ガロとカレッジフォークの先頭争いをしてましてね。『冬物語』は日テレ系のドラマだったため、次の年の紅白歌合戦にガロが出場し、フォー・クローバーズはかなわなかった。内心、ボクはそう思ってました」

■音楽マネジメント会社の社長として奮闘中

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    大谷の「新・代理人枠」狙い大物エージェントが虎視眈々…争奪戦勃発は待ったなし

    大谷の「新・代理人枠」狙い大物エージェントが虎視眈々…争奪戦勃発は待ったなし

  2. 2
    阪神・大山悠輔 今季中にFA権取得見込みであるのか? まさかの巨人流出…ロッテ、楽天も虎視眈々

    阪神・大山悠輔 今季中にFA権取得見込みであるのか? まさかの巨人流出…ロッテ、楽天も虎視眈々

  3. 3
    大谷「英語力」格段向上の皮肉とプラス効果 元通訳・水原容疑者の裏切りが副産物を生んだ

    大谷「英語力」格段向上の皮肉とプラス効果 元通訳・水原容疑者の裏切りが副産物を生んだ

  4. 4
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  5. 5
    水原一平容疑者は刑務所に何年ブチ込まれる? 違法賭博発覚への「妨害工作」次々判明

    水原一平容疑者は刑務所に何年ブチ込まれる? 違法賭博発覚への「妨害工作」次々判明

  1. 6
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  2. 7
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 8
    福原遥が挑むNHK朝ドラ&大河W主演「歴代4人の超難関」への道…まずは2025年「べらぼう」出演

    福原遥が挑むNHK朝ドラ&大河W主演「歴代4人の超難関」への道…まずは2025年「べらぼう」出演

  4. 9
    若林志穂が語った昭和芸能界の暗部…大物ミュージシャン以外からの性被害も続々告白の衝撃

    若林志穂が語った昭和芸能界の暗部…大物ミュージシャン以外からの性被害も続々告白の衝撃

  5. 10
    若林志穂さん「生活保護受給」をXで明かす…性被害告発時のアンチ減り、共感者続出のワケ

    若林志穂さん「生活保護受給」をXで明かす…性被害告発時のアンチ減り、共感者続出のワケ