視聴率更新も…「マッサンはつまらない」と評論家2人が苦言

公開日: 更新日:

▽「月刊ドラマ」(映人社)、「月刊民放」(コーケン出版)でドラマ史関連のコラムを連載中。

■ドラマ評論家・田幸和歌子氏「辛気くさいヒューマンドラマ」

 朝ドラ史上初の外国人ヒロイン。鼻歌を歌ったり、表情がクルクル変わったり、日本人にはないリアクションでもり立ててきたエリーですが、今ではすっかり“日本人”に。新しいことをどんどん吸収する王道のヒロイン像ですが、すこぶる速さで日本の風習に慣れてしまったと感じる今日この頃です。シャーロット・ケイト・フォックスさんは大変な努力家だそうですが、上達の速さやズバ抜けた吸収力も良し悪しか……。

 物語の余談の多さも気になります。北海道編に入っても肝心なウイスキーづくりまでの道のりが長い。目下、ハナ(小池栄子)と俊兄(八嶋智人)の脇役の恋模様で寄り道中。引き延ばした感がありありで、“想定以上にモデルのエピソードが少なかった”――そんな制作陣の嘆きが聞こえてきそうです。鴨居の大将から「辛気臭いやっちゃなあ」と言われ続けてきた主人公のマッサン。それが作品に浸透し、辛気臭いヒューマンドラマになりつつあります。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網