船を自作し「世界一周」の旅へ 気になる加山雄三の“台所事情”

公開日: 更新日:

あの人の前向き思考には頭が下がる」――芸能関係者が舌を巻いている。“若大将”こと加山雄三(77)のことだ。このほど「エコシップでの世界一周構想」をぶち上げた。風力・太陽光など自然エネルギーだけで動く船を自作し、3年後から世界一周に乗り出すという。

 それはそれで結構なことだが、関係者が首をひねっているのは、加山家の台所事情だ。30歳の時、叔父と共同経営していたホテルが倒産し四十数億円の借金を抱えた加山は、80年代には自宅や茅ケ崎の別荘に20億円の抵当を付け、総額120億円をかけて新潟にスキー場をつくったが、これまた失敗。にもかかわらず、「世界一周」って、一体あの借金はどうなっているのか。

「ホテルの方はもう40年以上経っている話で、とっくにケリはついているはずです。ただし、スキー場の方はねぇ……。はっきりしたことは分かりませんが、父親・上原謙が亡くなった際の香典返しがテレホンカード一枚だったことは今でも“ケチ伝説”として語り継がれている。3年前、長女・梓真悠子の離婚を“セレブ離婚”と書かれた時は、加山自身が“うちにはカネがない。セレブじゃない”と反論してましたが」(芸能事情通)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗