芸名変更もアドバイス 関根勤が語る恩人・萩本欽一の“眼力”

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 その時の条件が「芸名を変えろ」。デビュー以来ずっとラビット関根でやってきたものの、「欽どこ」の前にレギュラーだった「カックラキン大放送!!」(日本テレビ系)では“カマキリ拳法を扱う殺し屋”役だったので、アットホームな雰囲気の「欽どこ」にはそぐわないというのが、その理由。

 ちょうど僕も、20代ならまだしも……って思ってた時だったから、渡りに船でしたけど。むしろ萩本さんから芸名変更のお墨付きをもらって心機一転できたのは、もってこいでした。

■「欽どこ」を見てる人では異質だった

 かといって、すぐ「欽どこ」に馴染めたわけじゃありません。「ウケなくては」というプレッシャ―が半端なくてね。どうしても、オーバーアクションになったり、大声を出したりするもんだから浮いちゃうんです。

 すると、「関根、おまえの芸は100万円持ってたら全部出して見せびらかしている芸なんだ。そうじゃなく、5万円だけ見せて、“懐には95万円ありますよ”って芸をしろ」。


 でも、そんなこと言われても、意味が分からない。しょうがないから小堺君とのショートコント「クロコとグレコ」のコーナーで、動くのをやめたんです。小堺君が何かやってても「そうだね」って相づちだけ。そして次の週から少しずつアクションを加えていったの。

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