“尋ね人”宝生舞さん見つかる 「不明者リスト」から名前削除

公開日: 更新日:

「宝生舞さんを探しています」――。放送番組の2次利用のため、一般社団法人「映像コンテンツ権利処理機構」(略称:aRma)が、サイト上で元女優の宝生舞さんの情報提供を呼びかけていた問題が“急展開”だ。

 ネットニュースで話題になって一夜明けた17日、同サイトの「不明権利者一覧」から宝生さんの名前が消えた。宝生さんはドラマ「ショムニ」などで知られ、2010年に芸能界引退を発表。aRmaは、07年に放送されたドラマ「相棒 シーズン6」(テレビ朝日)について宝生さんの情報提供を求めていたが、もう見つかったのか?

 aRmaの担当者に削除の経緯を聞くと、こんな答えが返ってきた。

「宝生舞さんご本人ではありませんが、関係者の方から、ドラマ『相棒』の放送局であるテレビ朝日に直接連絡が入りました。居所が判明したということで、通常通りの手順で、不明権利者一覧から名前を削除しました」

 また、同担当者によると「ニュースでウェブサイトの存在を知って、自分の名前を見つけたほかの不明権利者の方からも、数名ご連絡をいただけた」という。ネットで話題になったことで、思いがけず“芋づる式”に不明者たちの所在が確認できたそうだ。

 ともあれ、宝生さんが見つかって何よりだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

  4. 4

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  5. 5

    「自維連立政権」爆誕へ吉村代表は前のめりも、早くも漂う崩壊の兆し…進次郎推しから“宗旨変え”

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 7

    国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎる

  3. 8

    自民「聞いてないよォ」、国民・玉木氏「どうぞどうぞ」…首相指名の行方はダチョウ倶楽部のコント芸の様相

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    「ガルベスと牛乳で仲直りしよう」…大豊泰昭さんの提案を断固拒否してそれっきり