井手麻理子さん変えたカレン・カーペンターの歌との出合い

公開日: 更新日:

 改めて聴いてみるとカレンの歌い方は、とてもシンプルで素直。だからこそ、曲の素晴らしさが聴く人にきちんと伝わるし、聴く人を揺り動かすと。私も彼女のように名曲を歌い、伝えることができるボーカリストとして生きていきたいと思うようになりました。

 歌手にとって、体は楽器。親からもらったこの体は唯一無二のもの。それを受け入れて素直に歌えばいい。マネではなく日本で育った日本人の井手麻理子がナチュラルに歌えば、おのずと私の味が出る――。

 この流れで一昨年、作らせてもらったのがアルバム「MARIKO Sings Karen Carpenter~井手麻理子 カレン・カーペンターを歌う」。

 私が今のレコード会社(Bellwood Records)に移ってからシリーズで歌っている「I Get request」シリーズの第2弾です。普段ライブでよく歌っている曲と定番曲を織り交ぜて選曲しています。

 一度、聴いてみてください。

■5月13日、「I Get request」シリーズ第3弾アルバム「MARIKO Sings CHIEMI ERI~井手麻理子 江利チエミを歌う~」をリリース。7月13日、「ビルボードライブ東京」でライブ開催。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  4. 4

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  5. 5

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  1. 6

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 7

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  3. 8

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  4. 9

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ

  5. 10

    官邸幹部「核保有」発言不問の不気味な“魂胆” 高市政権の姑息な軍国化は年明けに暴走する