山路徹氏の恩人は筑紫哲也氏 フリーランスの活動支え続ける

公開日: 更新日:

 女性問題でお騒がせ(?)のジャーナリストの山路徹さん(53)。現在は日曜18時「ウィークリーニュースONZE」(BS11)でキャスターを務めている。「やっと報道の世界に戻れた」というその気持ちを支えたのは筑紫哲也さんだった。

 恋愛、女性の話じゃなくていいんですか、ゲンダイさんが? 意外だなあ、ハッハッハ。何でも答えます、マジメに。恩人のことですよね。

 人生にはいくつもの岐路があります。僕にはその時々に支えてくれた誰かが必ずいました。その中で、僕が今、戦場ジャーナリストだ、APF通信社の代表だと言えるのはなんといっても筑紫哲也さんのおかげ。

 1992年の8月までテレビ朝日の「ニュースステーション」でディレクターリポーターをやっていました。当時は湾岸戦争が勃発し、冷戦が崩壊した後には地域紛争が発生して世界が激動していた時代。パレスチナ、イスラエルなどの現地取材に明け暮れていました。

 ところが、会社の一員でいると、企業コンプライアンスの縛りがあって“危ない場所には行かせられない”とか、民族戦争や宗教戦争となると“日本人には理解できないから、外電が伝えるものを使えばいい。自分たちが行くまでもない”という風潮が各テレビ局にはあった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」