阿川泰子さんの「ジャズ歌手」人生支えた五木寛之氏の“至言”

公開日: 更新日:

 1978年にジャズ歌手としてデビューし、アルバムを次々にヒットさせた阿川泰子さん(63)。華やかな美貌とハスキーな“シュガーボイス”で、ネクタイ族のアイドルといわれた。そんな阿川さんが特別な縁を感じ、「力をいただいた」と熱く語るのは、作家の五木寛之氏(82)だ。

 五木先生と初めてお会いしたのは、ジャズ歌手としてデビューした直後。大手婦人雑誌の対談でした。でも、実はその前からご縁が始まっていたんです。

 私、ジャズ歌手になる前は文学座演劇研究所の第12期生になり、女優になる勉強をしていたんです。そして、「メカゴジラの逆襲」とか「華麗なる一族」といった東宝映画にチョイ役で出演させていただいていました。そして、その後、私が初めて大作に出演させていただいたのが、75年に公開された「青春の門」という五木先生の同名小説の「第1部 筑豊篇」を原作とした東宝映画でした。私が演じたのは炭鉱成り金役の藤岡琢也さんに宴会でお酌をする芸者さん。セリフはなかったんですが、スクリーンの真ん中で一番キレイに撮ってもらえるラッキーな役。すごくうれしかったですね。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々

  4. 4

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  5. 5

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  1. 6

    カミソリをのみ込んだようなのどの痛み…新型コロナ「ニンバス」感染拡大は“警戒感の薄れ”も要因と専門家

  2. 7

    萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」

  3. 8

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  4. 9

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  5. 10

    辻希美“2億円豪邸”お引っ越しで「ご近所トラブル」卒業 新居はすでに近隣ママの名所