押井守監督が振り返る タツノコ時代の忘年会は必ず乱闘騒ぎ

公開日: 更新日:

 それで、卒業後、ラジオ制作会社を経て、77年に竜の子プロダクション(現・タツノコプロ)に入社したら、忙し過ぎて酒を飲んでる暇がない。

「一発貫太くん」とか「ヤッターマン」「科学忍者隊ガッチャマンⅡ」といった毎週、放送されてた人気アニメの絵コンテを描いたり、演出を担当していて、締め切りに追われに追われ、睡眠時間の確保すら難しかった。それは僕だけじゃなく、他のスタッフも同様。飲みに行こうって気にもならなかった。

 唯一、心置きなく飲めたのが忘年会。年に一度の無礼講で、翌日のことを考えずに済むので、この時ばかりは皆、トコトン飲んだ。

 酒が入ると、日頃の鬱憤、不満が大爆発してさ。普段は締め切りに追われるあまり、皆、言いたいことも言わず、我慢してるでしょ。だから、いったん火が付くと、もう止まらない。

 店内で必ず乱闘騒ぎですよ。お膳がひっくり返る、コップとか箸を投げるのは序の口で、ビール瓶まで飛び交い、部屋の中はぐっちゃぐちゃ。当然、お店からは追い出され、それでも路上で殴り合いしてる。よく警察沙汰にならなかったもんだね。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網