故・川島なお美さんの代役に 女優・渡辺めぐみの意外な商才

公開日: 更新日:

 24日に胆管がんのため亡くなった川島なお美さんの代役としてミュージカル「クリスマス・キャロル」(11月8日から全国公演)に出演する。自身のブログで故人をしのび、「なお美さんの分も頑張ります」と決意を語った。

「代役」といって侮るなかれ。これまでNHK大河ドラマ「勝海舟」で降板した渡哲也に代わった松方弘樹(74年)、天海祐希の降板で舞台「おのれナポレオン」の代役を務めた宮沢りえ(13年)など、代役を見事にこなし、ステージをワンランク上げた例がある。今回の代役も責任が重いだけに、成功の暁に評価を上げるのは確実だ。

 1964年生まれ、神奈川県横須賀市出身。81年、TDA(東亜国内航空)のキャンギャルに起用され、モデルとして芸能界入り。82年、資生堂のCMソング「ときめきTouch Me」でシングルデビュー。小泉今日子中森明菜早見優など“花の82年組”と呼ばれたアイドルたちの一人だ。

 同年10月には「笑っていいとも!」のレギュラーに抜擢される。共演した松金よね子、KINYAとともに“よめきんトリオ”でブレーク。歌って踊って、コントも披露の多芸さが重宝され「ひょうきん族」などのお笑いバラエティー番組で、タモリやさんまと共演した。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」