興収15億円止まりの声も 西島秀俊「劇場版 MOZU」大苦戦

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 公開中の西島秀俊主演映画「劇場版 MOZU」の集客が苦戦している。

 322スクリーンとかなりの大規模公開で、今月7日と8日のオープニング2日間で約17万人を動員、興収2億2800万円をあげ初登場1位を獲得した。

 しかし、同じ羽住英一郎監督作品では、今年3月に公開され興収27億円の大ヒットを記録した「映画 暗殺教室」の50%強という出足となってしまい、「フィリピンで大規模ロケを敢行するなど力の入った作品。子供向け映画の『暗殺教室』とは客層が違うとはいえ、配給元の東宝は25億超えを目指していたが、最終的には15億円に届くかどうか」(興行関係者)。

 昨年6月クールにTBSで放送されたドラマ版「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~」は全話の平均視聴率が11.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)とまずまずの数字。ところが、同年10月クールにすでにWOWOWで放送された「MOZU Season2~幻の翼~」を放送したところ6.4%。コアなファンはすでにWOWOWで視聴済みということもあって振るわなかった。

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