深キョンより露出 D・フジオカ頼みの「ダメ恋」PR作戦

公開日: 更新日:

 NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」で人気に火がつき、あっという間にブレークしたディーン・フジオカ(35)。あまりの人気で、NHKは異例の措置を取る。なんと、病死したフジオカを再登場させることにしてしまったのだ。

 そんなブレーク効果が、現在出演中の深田恭子(33)主演ドラマ「ダメな私に恋してください」(フジテレビ系)でも表れた。初回放送直前には深田推しで万全の番宣を重ね、満を持して臨んだが、初回視聴率が9.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)と期待外れ。以降も第5話まで、一度も2ケタに満たない低空飛行だった。ところが、フジオカ人気が急上昇している余勢を駆って、フジオカ中心の番宣を展開。特にすごかったのが1月29日。なんと、主演の深田を差し置いて、フジオカを「ぴったんこカン・カン」「中居正広の金曜日のスマたちへ」に連続出演させて大PR作戦を展開した。

「フジオカファンの間では、この日は“ディーン祭り”と言われたほど。視聴率も『ぴったんこ』が前回より3.0%アップの16.4%、『金スマ』が前回より6.0%アップの17.9%と、フジオカ人気を印象付けました。そんなPR攻勢の成果か、他のドラマが軒並み視聴率を下げる中で『ダメ恋』は前回放送の第6話でついに初の2ケタ、10.1%を記録しました。これは深キョン人気では超えられなかった2ケタの壁を“ディーン効果”がブチ破ったという評価です」(テレビ関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然