「あさが来た」絶好調…波瑠に“黄金時代到来”と絶賛の声

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 27歳で夭逝した女優・夏目雅子の没後30年だった今年。テレビや映画館では追悼企画が催されたが、偶然か必然か「平成の夏目雅子」と名高い若手女優が今、見事に開花している。波瑠(24)だ。

 主役の朝ドラ「あさが来た」は今月4日の放送で27.2%の自己最高視聴率を更新(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、初週から12週連続で週間平均視聴率も20%の大台を突破した。放送開始直後から夏目雅子にソックリと評する巷の声が多い。夏目ファンを公言し、歴代の朝ドラをウオッチし続けている放送評論家の鈴木嘉一氏はこう言う。

「女優にとって誰かに似ているというのは必ずしも褒め言葉ではないが、それでもあえて、波瑠には伝説の女優・夏目雅子の再来と思わせるものを感じます。特に炭鉱で啖呵をきるシーンは『鬼龍院花子の生涯』の松恵を彷彿とさせ、夏目雅子だ! と稲妻が走るような衝撃でした。また、画面からにじみ出るちゃめっ気のある明るさは脚本や演出に見事にマッチしている。これまで3度、朝ドラヒロインのオーディションに落ちたのも神様の狙いで、今回の役は出合うべくして出合ったような気がしてなりません」

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