尾美としのり 二日酔いで山田洋次監督を“2時間”待たせた

公開日: 更新日:

 飲むようになったのは子供の頃。3歳の時、おじいちゃんの膝に抱っこされ、おじいちゃんのためにつがれたビールを、気づいたらボクが勝手に飲んでたらしいです。それで怒られるどころか、中学に入学したとき、父親に「ここはオレの行きつけの店だからひとりで来てツケで飲んでもいいぞ」と言われて(笑い)。

■猥談してゲラゲラ笑う陽気な酒

 小さい時から映画ドラマに出ていたので、打ち上げの席とかで普通に飲んでいました。「転校生」をはじめとする尾道3部作に起用してくださった大林宣彦監督はダジャレが好きで、飲む席でもダジャレばかり言ってて楽しかったですよ。

 僕は猥談してゲラゲラ笑う陽気な酒です。政治や宗教、演技論とか仕事の話はしません。そもそも同業者より、学校時代の同級生とか地元の人と飲むことが多い。自分で車を運転して現場に行くので、仕事終わりに誘われても断る。早く仕事の場から離れたいんですよ。

 いいお酒をいただいたりすると、ウチに5、6人呼んで料理人の友だちにつまみを作ってもらって飲む。20年ほど前、陶芸をやっていたこともあり、織部、志野、備前とかの酒器を集めていて、焼酎のお湯割りのときはコレ、水割りのときはコレ、とこだわったりもします。器によって味も全然違うから。口に入る時のキレとか。つまみは木綿豆腐や枝豆が好き。女房が出かけてる時はビール飲みながらペヤングソースやきそば。ペヤングがあれば、文句は言わない(笑い)。

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