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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ヒットへ執念 キムタク将来占う2作品の豪華すぎる共演者

公開日: 更新日:

 ファン投票によるSMAP最後のベストアルバムの発表をNHKの「ニュースウオッチ9」のトップで扱うなど話題も冷めやらぬ矢先、満を持して木村拓哉(43)の話題が登場。SMAP解散後初の主演ドラマ映画の共演者が明らかになった。

「豪華すぎる共演者」は目を見張る。医師役のドラマには竹内結子松山ケンイチら主役クラスが並ぶ。用心棒役の映画「無限の住人」には“朝ドラ”で話題になった役者に、市川海老蔵の初共演。役者として独り立ちする木村の門出を祝うようなキャスティングは期待の表れと見る向きもある一方で、野球のように「落とせない一戦」の強い思いが伝わってくる。

 解散を巡り木村はジャニーズ側に付き、一部から「裏切り者」のレッテルを貼られた。ジャニーズとしてはなんとしても木村を守り、役者として成功させなければならないスタートの年。力が入るのも道理だが、共演者頼りの側面も見え隠れする。巷でも「キムタクのファンではないけど、豪華な共演者なので見たい」といった声を聞く。今後は宣伝活動も活発になるだろうし「なにがなんでもヒットを」という思いは木村や制作側にあるだろうが、逆に「これでヒットしなかったら」という重圧もかかる。

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