著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

究極の課題 「キムタク演じる木村拓哉」から脱却できるか

公開日: 更新日:

 SMAP・木村拓哉(43)の人気が下降していると喧伝されている。解散騒動が勃発したおり、1人だけ“ジャニーズ事務所”に残り、「裏切り者」と呼ばれ、中居正広ら4人と対立したことに起因しているといわれる。解散決定後の9月には、夫のバッシングに耐え兼ねたように、ついに妻の工藤静香(46)が写真誌の取材に初めて答え、「なぜ裏切り者呼ばわりされなきゃいけないの」と夫をかばった。

「よかれと思ってしたことが逆効果だった」ケースはよくあることだが、工藤の発言を機に木村へのバッシングは増幅した感もある。

 かつて木村はアイドルの中でも「別格」といわれる存在だった。

「イケメンブームの今でもビジュアル的に木村はナンバーワンと言っても過言ではない。好き嫌いは別にして、同性が見ても奇麗な顔。昔、“雷様”と“様”付けで呼ばれた市川雷蔵というスターがいたが、顔の奇麗さでは双璧。木村は業界内でも“最高傑作”のアイドルと言われています」(芸能関係者)

 木村の人気は必然だっただけに、工藤と電撃結婚の衝撃度は大きかった。アイドルファンは疑似恋愛の世界。結婚は夢を壊すものとしてジャニーズではタブーと言われていた。木村は特別に許された。結婚後も家族の話はタブーとされ、妻も夫の話をすることはなかった。ファンも心得たもので、「キムタクは結婚してもパパでも、独身と思って応援していた。奥さんの話は“寝た子を起こす”行為」という心理だけに、「話の内容よりも、妻が夫のことで出てきたことがショック」ともいう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    尽きぬ破天荒エピソード…それでもショーケンが愛された訳

  2. 2

    河合優実が日本アカデミー賞「最優秀主演女優賞」の舞台裏…石原さとみと激しいガチンコ勝負

  3. 3

    教諭体制は日本一も…“国公立の雄”筑波大付属小の落とし穴

  4. 4

    「中居正広問題」ではノーダメージも、夫は吉本芸人…フジ山﨑夕貴アナの育休復帰は正解か

  5. 5

    やす子は人間不信に…友人から借金を頼まれたら「さっさと貸して縁を切る」という新発想

  1. 6

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  2. 7

    「石破降ろし」不発の裏でうごめく与野党の身勝手な思惑…野望ついえた安倍一派は“特大ブーメラン”に真っ青

  3. 8

    愛子さまに、佳子さまご結婚後も皇室に残る案が進展も…皇族数減少の課題にご本人の意思は?

  4. 9

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 10

    数年前から“終活”も 萩原健一さんの知られざる闘病生活8年