日本酒党のダニエル・カールさん 飲みっぷりは町の語り草

公開日: 更新日:

 山形弁を流暢に話すタレントのダニエル・カールさん(56)。日本酒が大好きで、数々の武勇伝が……。

  ◇  ◇  ◇

「冷や酒と親の意見は後で効く」

 これはオラが文部省英語指導主事助手として山形県に赴任した最初の夏に、初めて冷酒を飲んだ時に教わった格言です。いやあ、本当にうまく言い当ててる。オラは何度も実感してますね。

 オラがお酒を初めて飲んだのは新潟・佐渡。国の重要無形民俗文化財の文弥人形の師匠に弟子入りしていた時です。当時は生まれ故郷の米カリフォルニア州パシフィック大学に在学しながら、高校時代に続いて2度目の日本留学中で、20歳の誕生日でした。

「めでたい。まあ、飲め飲め」と、酒好きの文弥人形の関係者の皆さんに祝っていただき、佐渡の地酒を次から次へとつがれましてね。ああ、なんておいしいんだろうって思いながら、飲んだ、飲んだ。でも、初めてで適量が分からないから、翌日はひどい二日酔いになって、大変でした。これが日本酒との出合い、すなわち、オラの酒歴の始まりです。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃