日本酒党のダニエル・カールさん 飲みっぷりは町の語り草

公開日: 更新日:

 新潟との県境にある山深い小国町でのことも忘れられないね。「飯豊梅花皮荘」っていう、町営の国民宿舎があって、ここに泊まった時です。

 今も家族ぐるみでお付き合いしている、地元の英語の先生と自営業の友人と3人で夕方5時すぎから飲み始め、夜中の1時か2時まで延々7時間以上。気が合う仲間と飲むからキリがない。お開きの頃には一升瓶が6本転がり、7本目も残りは半分以下。この間にチェーサー代わりにビールを飲んでましたからね。その時はまだ22歳、イケちゃったんですよ。

 そうしたら、「ダニエル先生は飲みっぷりがいい」って、明くる日には小国町で知らない人がいないくらい。この話は今も語り草だそうですよ。

 そんな暮らしが3年続いて、89年から東京でタレント活動を始めました。仕事柄、日本全国に行きますから、そのたんびに地酒をいただいてます。それがこの仕事の楽しさですね。

 好きなのは純米酒。蔵元さん、杜氏さんの個性がより表れてるように思います。その中でも山廃(仕込み)のように骨太というか、どっしりとした芳醇なうま味と香り、それなのにキレがいいお酒が好きです。ホント飲み飽きません。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 2

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  3. 3

    国民民主党「新人都議」に渦巻く“スピリチュアル疑惑”…またも露呈した候補者選定のユルユルぶり

  4. 4

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    高橋真麻がフジ港浩一前社長、大多亮元専務を擁護の赤っ恥…容姿端麗な女性集めた“港会”の実態知らず?

  2. 7

    参院選「自民裏金議員15人」で当確5人だけの衝撃情勢…比例は組織票があっても狭き門

  3. 8

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 9

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  5. 10

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?