71歳で急死…芸能リポーター武藤まき子さんの素顔と功績

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「囲み取材では、必ずタレントさんの隣にピッタリくっついて取材するのが彼女のスタイルで、気が付くとタレントさんが武藤さんに話しかけている。懐に入るのが上手な方でした。タレントさんの個人携帯をたくさんご存じで、直接取材していました。森光子さんの公演の時は帝国劇場に日参し、歌舞伎も初日、中日、楽日と必ず顔を出す細やかな方でした。中村勘三郎さんのお葬式にはご自宅にお手伝いに入るほど、ご家族にも心許された特別な存在でした。逆立ちしても、おまきさんのような取材はできません」(平野氏)

「新人でも他局でもこだわらず声をかけてくださいました。今年の2、3月ごろ、新宿でばったりお会いしたら、『川内もまだ頑張ってるね、私たちは頑張るしかないから』と応援してくださったのを覚えています」というのはリポーター仲間の川内天子氏だ。

 ワイドショー全盛時代を駆け抜けた武藤さん。天国では芸能リポーターの草分けだった故梨元勝さんとともに森繁久弥や森光子にマイクを向けているに違いない。

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