フジの記者も嵌められたのか 断れない“暴力団接待”の実態

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■同額の“お返し”はヤクザ取材の基本

 そんな彼が断われなかった接待の中身とは? フジテレビに問い合わせると、「相手が反社会的勢力の人物とは特定できていません。詳細についてはお答えできない」とのこと。

「一般論として」と実話誌系の暴力団担当記者が続ける。

「1軒目は普通の居酒屋で、2軒目にフィリピンパブなど女性がいる店に連れていっておごるのがヤクザのやり口です。『俺の顔を立てろ』と迫られるので、その時はお金を出してもらいますが、その後、同額のお歳暮などでお返しをするのがヤクザ取材の基本中の基本です」

 テレビ局や実話誌記者は、特に狙われやすいという。

「店に入ると、グラビアアイドルやアダルト女優がずらっと並び、『好きなのを持って帰れ』と言われたこともあります。ですが、ここで持ち帰ったら終わり。後々いろいろな要求をされ、ズブズブになっていく」(前出の実話誌系暴力団担当記者)

 関係者によると、K記者は11月初旬から自宅謹慎を命じられていた。記者職は解かれたが、現在は出勤しているという。

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