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中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

財津和夫さんは進行して発覚…「大腸がんの検便」夏は保冷剤と一緒に持ち運ぶ

公開日: 更新日:

 ミュージシャンの財津和夫さん(78)が自著「大丈夫さ 私の履歴書」(日本経済新聞出版)を出版されたことを受け、インタビュー記事が相次いでいます。

 一連の報道によると、財津さんは2017年5月、鼠経ヘルニアの手術を受けた後も違和感が続いたそうで病院を受診すると、腸閉塞が判明。その原因が増殖した大腸がんでステージ3.5と告げられたといいます。すぐに手術で腫瘍を摘出され、抗がん剤治療を加えたことで、今も元気なのは何よりでしょう。

 大腸がんを見つけるためには、便潜血検査、いわゆる検便が行われます。便を採取して潜血反応を調べる検査です。みなさんおなじみだと思いますが、進行がんで発見された財津さんは恐らく受けていなかったのかもしれません。

 実は検便は古い検査だけにコストが安い上、大腸がんとして疑わしい人をすくい上げるにはとても簡便です。決して侮ってはいけません。その実力を紹介します。

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