フジの記者も嵌められたのか 断れない“暴力団接待”の実態

公開日: 更新日:

「高級接待を繰り返し受け、断れなかった」

 フジテレビの元社会部記者K(31)が知人の暴力団関係者に高級車購入の名義を貸していた利益供与疑惑。K記者は山口組系の暴力団関係者とされる男から約1年にわたり、都内の高級飲食店などで少なくとも20回の接待を受けていたという。

「Kは2年前、警視庁番記者として暴力団関係を担当していました。その頃、男と知り合ったといいます。1軒目はKが支払い、2軒目で都内の高級店でおごってもらうということが常態化していたそうです。山口組系の組員の家宅捜索をしている中で、K名義で“アウディ”を買っていたことが分かった。しかも、Kは普段、車を運転しなかったといいます」(捜査事情通)

 K記者とはどんな人物なのか。周囲の評判はすこぶるいい。

「昨年まで警視庁担当で、その後、東京地検、横浜支局長と順調に出世しています。14年のASKAや今年の清原逮捕など主にグレーゾーンな取材をしていました。中身はスマートで、さわやかな人ですよ。結婚していると聞いています」(警視庁番記者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態

  3. 3

    高市総裁「首相指名」に漂う不安…自民党内は“厭戦ムード”も燻る火種、飛び交う「怪文書」の中身

  4. 4

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    高市自民、公明からの三行半で早くも本性露呈…「やられたら秒でやり返す」「イキらなきゃ負け」のオラオラ体質

  2. 7

    出来たとしても高市政権は短命…誰も見通せない激動政局の行方を徹底分析(前編)

  3. 8

    佐川宣寿元理財局長のメール開示「遺族と話し合う」…森友文書で加藤財務大臣が明言

  4. 9

    進次郎氏落選もダメージなし? 妻・滝川クリステルが目指した「幸せ家庭生活」と耳にしていた夫の実力

  5. 10

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか